子どもの「受け口」は何歳から治療が必要ですか?

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VOL.11
Q.子どもの「受け口」は何歳から治療が必要ですか?

A.「受け口」とは「反対咬合」とも言われ、下の前歯が上の前歯よりも前にあり、下アゴの突出感を伴うことがあります。
 家系に受け口の人がいる場合は遺伝的影響が考えられ、長期的観察が必要になりますが、舌の動かし方や下アゴを前に出すなどの悪い癖が原因であれば、矯正治療による劇的な改善が望めます。
 学校検診で「受け口」を指摘され、かかりつけの歯科医院で相談したら「永久歯列まで待ちましょう」と言われたという話はよく聞きます。乳歯の受け口であれば永久歯に生え変わる時に自然に改善することもありますが、本当に待っていいのでしょうか? 受け口は上下のアゴの正しい成長発育を著しく阻害するため、5歳でも6歳でも確認された時点で早期に治療する必要があります。また、個人差もありますが、受け口の治療で重要な、上アゴの成長期である10歳までに改善しないと治療が難しくなります。
 子どもは一人では矯正歯科専門医院を訪れることはできません。歯並びを良くするも悪くするも間違いなく親の責任です。少しでも不安な点があれば、早期に矯正歯科専門医に相談しましょう。

■ 矯正治療例
主訴:受け口(反対咬合)
初診時年齢:7歳6カ月 女児
動的治療期間:1年3カ月
初診時 治療終了時