男女を問わず悩んでいる人が多い脱毛・薄毛
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このところ、男性だけでなく女性用の育毛剤や髪の毛にボリュームをもたせるウィッグのコマーシャルが目立つようになりました。現代人にとって大きな問題の脱毛・薄毛について、原因や対処法を宇都宮市大寛町のうえの医院院長・上野裕さんに伺いました。 脱毛・薄毛と言えば一般には男性の悩みと思われていますが、先日「アンチエイジングカレッジ」の講演で、女性にも同様の悩みを抱えている方が多いと知りました。 男性に脱毛症が多い原因は、男性ホルモンが毛髪の成長を妨げるためと考えられており、加齢とともに頭頂部・前頭部を中心に髪が薄くなっていきます。 一方、女性も男性の10分の1程度の男性ホルモンを分泌しており、閉経前後=更年期に女性ホルモンが激減すると男性ホルモン作用が現れ、毛髪に悪影響を与え始めます(女性壮年期脱毛症と呼びます)。 頭皮全体にわたって抜け毛・細毛が増え地肌が見えるようになるのが女性型の特徴です。脱毛の進行には心理的ストレスの程度(更年期に心理的ストレスにさらされ易い)も大きく影響しています。心理的ストレスをうまく処理できないでいると、末梢循環に不調が起こり、他種類の身体症状を表すことがあります。もし、男性ホルモンの影響で頭皮の血液循環量が減った状態が続けば、抜けた髪を補う新たな髪の成長が損なわれ、薄毛を深刻化させます。 ■ 男性は内服薬、女性には塗布薬 男性型脱毛症の治療薬では、昨年12月に発売された内服薬「ファナステリド」(商品名・プロペシア)があります。男性ホルモンの暗躍を抑えることで効果を発揮させるもので、服用には医師による診察が必要です。 女性に適応する内服用育毛剤は今のところなく、頭皮塗布剤が脱毛症対策の基本となります。その一つ、ミノキシジルには女性用もあります。頭皮血行を改善して育毛を促すのですが、血圧降下作用もあるため医師と相談しながら使用してください。生薬では、桂皮(けいひ)・生姜(しょうが)・薬用人参・センブリ入りの塗布薬が育毛効果が高いようです。食べ物では、ニンニク・トウガラシ・コショウ・レモンは毛髪に悪影響を与えるので、控えてください。 また、男女とも心理的ストレスは脱毛・薄毛に影響してくるので、心療内科の受診を勧めます。 |













