より快適な生活のためのブライダル・チェック
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vol.52
近い将来、大人の女としての“たしなみ”になる!?
より快適な生活のためのブライダル・チェック
結婚を控えている人や、遠くない将来に結婚の予定のある人が健康診断を受けることを「ブライダル・チェック」と呼び、最近では結婚前の常識となっているようです。今回は女性版のブライダル・チェックについて、宇都宮市大寛町のうえの医院院長・上野裕さんに伺いました。
桜が過ぎ、一年で最も美しい新緑の季節です。大学進学・就職にともなって希望に満ちた新しい生活をむかえた方が大勢いらっしゃると思います。また、6月にかけて結婚式を挙げるカップルのことを、周囲で見聞きする機会も増えているのではないでしょうか。
女性がより快適な生活を過ごすための基本、大人の女性の基本として、婦人科に関する健康チェックを受けることは重要ポイントの一つと思われます。結婚することを前提に行う婦人科検診はブライダル・チェックと呼ばれますが、今回は、大人の女性になったことを自覚する意味での検診をも含めます。
■必要な検査項目とは——
まず、月経について。基礎体温を記録し、排卵を中心として月経を考える習慣をつけてください。出血=月経と決めつけないように。
次に、器質的異常に関するチェック。内診と超音波検査で、子宮・卵巣・卵管・膣・外陰部での異常の有無を調べます。特に、月経痛・月経過多・不正出血などの症状がある場合、医師にその旨を伝えてください。
さらに、主に性交渉を通じて広がる感染症(STD)についても、調べておくことが望まれます。最も多いSTDはクラミジア菌によるものですが、症状が軽微のことが多く、感染しても気付かないこともある菌です。淋菌にも注意が必要です。また、B型・C型肝炎ウイルスもSTDの一つと言えます。何らかのリスクがあれば、梅毒・エイズウイルスにも範囲を広げましょう。
そして、子宮頚癌(がん)の検診=頚部細胞診も受診してください。主因はある種のパピローマウイルス感染とされていて、性交渉によってもたらされるものです。従って、性交渉を経験したら子宮頚癌にかかるリスクが生じているのです。20代での発病も多く、自治体検診でも「20歳になったら頚癌検診を」と勧めています。
ほかに、甲状腺触診と尿定性・貧血・風疹抗体・トキソプラスマ抗体の検査が加わると、より良いでしょう。













