トップインタビュー EDO WONDERLAND 日光江戸村
| 日本文化を伝える“活きた学校”。子どもが夢中になる「江戸職業体験」も 時代村代表... |
日本文化を伝える“活きた学校”。子どもが夢中になる「江戸職業体験」も
![]() | 時代村 代表取締役社長 野口義和さん 2代目の野口社長。「子どもや海外の観光客も楽しめる魅力ある施設に変革しています」 |
江戸時代の活きた歴史と文化、町並みを再現した「日光江戸村」。一歩入ると町人や侍姿のスタッフが江戸言葉で話しかけてくれ、時代劇の世界へとタイムスリップします。今回は日光江戸村の代表・野口義和社長にインタビュー。海外からの観光客が増えるなか、さらに注目を集めるレジャースポットへと飛躍しています。
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| 両国橋を渡ると江戸中期の町並みへ |
日光江戸村は5つの劇場が大きな魅力ですね。一番人気は大忍者劇場です。以前はセリフのあるお芝居仕立てでしたが、海外のお客さまを意識して、2年前からセリフのないショー仕立てに変えました。国や老若男女問わず人気があり喜ばれています。
お子さんにも楽しんでもらおうと、昨年から休日限定で「江戸職業体験」を始めました。コースは3つ。一番人気は忍者体験。次は捕り方で、江戸時代の警察ですね。もう一つが新撰組体験。それぞれの衣装に着替え、まずは修行から。忍者は手裏剣を投げる練習などをして、敵の忍者と戦います。捕り方は棒術のけい古のあと、逃げる犯人を江戸の町中追いかけるわけです。新撰組は道場で剣術の訓練。町を爆破しようとしている凶悪犯人から江戸の町を救うのが任務です。もう子どもたちは夢中ですよ。
大人には、新撰組の英雄や坂本龍馬にもなれる変身処が好評です(有料)。1回変身すると一日中その格好で楽しめ、役者たちも衣装の役に合わせ「姫、どちらへ」などと声を掛けるので、10倍楽しいです。
忍者ショーで海外へPR
この施設は、ディズニーランドが日本にできると聞いた私の父が、『日本人には、もっと日本のよさを思い出して欲しい』と、昭和61年に開村しました。形だけではなく、“江戸言葉”や“江戸しぐさ”など、江戸村全体がかもし出す日本古来の文化を感じてもらいたいんです。役者だけではなく従業員全員が江戸姿でいるのは、そういう日本の歴史と文化を今日に伝えるのが、私たちの役目だと思うからです。
来場者にも、単なる見学ではなく、楽しみながら、体験しながら、丸一日、少なくとも4時間は楽しんでいただきたいですね。それだけ楽しめる中身ですから。
日本政府観光局から4年前、海外からの観光客を増やそうと忍者ショーの公演依頼がありました。日本の文化を紹介するのに一番分かりやすいのが忍者だと言うんですね。忍者はアニメで世界的に広まっていて、ニンジャという言葉も通用しますから。それから海外での営業が始まりました。最初はタイへ。次の年からアジア各国やロシアへ。その結果、今では海外の観光客が相当増えています。
今は、日本をテーマにしたテーマパークとして、「日光江戸村がひと働きしないわけにはいかないぞ」と、使命感のような思いでいます。
![]() | ![]() 「捕り方、忍者、新撰組の職業体験は好評です。入場者の5歳〜12歳ならどなたでも無料で参加できます。土曜・日曜・休日、30人限定なので早くから並ぶ方も多いです」 |
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