5月21日 人に寄り添う医療
人に寄り添う医療
宇都宮記念病院=TEL028(622)1991
総合健診センター=TEL028(611)5636
http://www.nakayamakai.com/
ひざ痛、腰痛、O脚、跛行(はこう)を
治すための手術ができるって知っていましたか?
最近の病院施設や、さまざまな病気、健診、予防などについての知識を、シリーズで宇都宮記念病院と同院併設の総合健診センター(宇都宮市大通り1-3-16)に伺っている「人に寄り添う医療」。6回目は整形外科について、宇都宮記念病院・副院長、整形外科専門医の三輪道生先生に伺いました。
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| 三輪道生先生。1989年 防衛医科大学卒業、1996年 整形外科専門医取得、慶應義塾大学整形外科入局。1999年 耀生会病院副院長、2004年 同院長を経て、今年4月から宇都宮記念病院・副院長に |
三輪先生が行うのは、“寝たきりゼロ”の手術。「普通に歩けるようにするための手術です」と言います。「人生最後まで歩いていられる、旅行にも買い物にも行ける。そのために初期の段階で治すのが一番です。特に足がO脚に曲がってしまった人、関節痛で悩んでいる人は、程度を調べに一度お越しください。悪化されている方でも短時間の手術ですみます」。
年齢と共に増える関節痛。「みなさん、こうした痛みは治らないのが普通だと思っていますよね? でも、手術で治せるんです」と、三輪道生先生。今年4月から宇都宮記念病院に移り、診療している整形外科の専門医です。
「整形外科は頭の部分と内臓を除いたすべてが専門。つまり、骨と筋肉、脳以外の脊髄(せきずい)、末梢神経、こういったところを治療する科です」。三輪先生の治療は根治手術(完全に治す)がメインで、年間約600人を手術しています。
「ひざが痛い、腰が痛いと、整形外科に通っているにもかかわらず、車イス生活になったり寝たきりになったりする人が多い。でもそれは、すごく悪くても手術で治せるということを知らず、また手術のできる医者にめぐり会っていないからです。座骨神経痛や股関節痛、ひざ痛、跛行(はこう)など、ひどくても手術することができるんです。まずはそれを多くの人に知って欲しいです」。
手術時間は20分〜1時間30分
痛みの原因を手術で取り除けば翌日から歩くことも!
関節痛の主な原因と治療について伺いました。
●ひざ痛の主な原因は?
「軟骨が削れ、骨と骨がぶつかって痛みが起きます。多くの場合は半月板を損傷しているんです。ひざに水が溜まるのも、この半月板損傷からくる現象です」
【治療】
「切れた半月板が骨に挟まって痛む場合、挟まっているものを取り除きます。20分ほどの関節鏡手術で治りますし、入院も2日です。軟骨がなくなってしまった人には、『人工関節』を装着する手術を勧めています。軟骨の代わりに金属で骨を覆ってあげるんです。手術時間は1時間〜1時間30分で済みます」

●坐骨神経痛の原因は?
「背骨の中には神経が通った脊髄(せきずい)があります。この脊髄が潰れたり、圧迫されたりするのが痛みの正体です」
【治療】
「背骨が変形し、脊髄を守る穴を狭めてしまう脊柱管狭窄(きょうさく)症の場合、神経を潰している骨を削り、穴を広げてあげます。手術は1時間ほどで終わります」
総合健診センターの受診者は予約が可能です。健康診断や人間ドッグの際、保健師に相談してください。

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